メイド諸君を久しぶりに読み返してみた

メイド諸君

自分に自信がなくて、けれどそれを克服しようともせず、それどころか言い訳並べてダメな自分をひたすら守ろうっていう作品。

メイド諸君といえばあの名言が有名だけど※知りたかったらググってください
自分的に刺さったのがこのセリフ。

 

「お前の世界にはお前しか存在しないんだな」

 

自分という人間を満たすためで必死な人間て今も昔もいるよね。
自分の気持ちがキャパが満杯で相手の気持ち・感情まで気が回らないw

 

あとはこのセリフも秀逸だよね

 

「自分が相手を大切にしたいか、好きかどうかじゃなくて、自分に構ってくれる、やらせてくれる相手で自分を確かめているだけ」

 

こういう人って男女問わず現実社会に普通にいる
ただここで皮肉なのは主人公の女の子がダメダメな男の子を大きな愛情で受け入れてしまうこと。相手の在り方や考えを丸ごと受け止めるのが愛情って言えば聞こえはいいけど、けどこのラストはいつ読んでもしんどいな。
やっぱり打算的だろうと一緒にいてお互いの人生がよくなる関係性が一番だよ

 

呼んでてすごいストレスを感じるマンガ
けどときどき本棚から取り出すのは反面教師しているからかな。
余裕がないときとか、僕ら自分勝手な理由を相手に押し付けがちやしな。